AI(人工知能)にできない、人間ができる唯一残されたこと
2016年11月11日9:45 AM カテゴリー:V3ブログ
キャリアアドバイザーの仕事は無くなるかも知れないね。
本日の日経新聞朝刊、「日本IBMは金沢工業大学と組み、
個々の学生にあわせて進路を指導するシステムを開発する。
人工知能(AI)技術を使うコンピューター「ワトソン」を使う。
卒業生のデータをもとに最適な就職先を提案したり、
希望の就職先に必要な資格を提示したりする。」
そりゃ進路指導の正確さ、論理性でいうとAIが勝るだろう。
今朝の日経の朝刊にAI関連の記事がこれ以外にも12件もあった。
講談社がAIの力を借りて、直接作品の世界に読者を誘うというアイデアなど。
1月の世界経済フォーラムでは、20年までに世界で710万人が職を失う
との報告に関心が集まった。
2045年頃、AIやロボットがあらゆる面で人類を越える時代を
「シンギュラリティ(技術的特異点)」という。
全ての仕事が人類から奪われても不思議でない。
じゃあ現実問題、私のようにキャリアの世界で生き抜いて行くには
どうすればいいのだろう・・・
AIにできないことを考えてみた。
学生に寄り添って、勇気づけたり、励ましたり?
そんなことも早晩技術が追いついてロボがやってくれる。
それでも我々に残されている仕事があると信じたい。
考えたあげく出た答えはこれしかなかった。
生身の人間としての「生き様」を見せることのみ。
別にお手本になるような立派な生き方でなくてもいい。
データがないからこそ、計算が弱いからこそ間違える。
失敗して落胆したり、傷ついたり傷つけたり、泣き明かしたり、
それでも逆境の中に希望を見つけ前に進む姿。
そんな愚直な生身の人間の後ろ姿を創ること。
これはロボットには当分無理だ。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20161111&c=DM1&ng=DGKKZO09416530Q6A111C1TI5000
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